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1997年に開校した九州ツーリズム大学は、これまでの14年間で卒業生・修了生合わせて2,000名を超える人材を輩出してきました。その多くが都市と農村を結ぶ架け橋として、ツーリズムの実践者として、多方面で活躍されています。
大学のネットワークは九州内のみならず、全国にもその輪を広げ、東北ツーリズム大学(2004年開校)や、最近では広島ツーリズム大学(2010年開校)、和歌山県田辺市の熊野ツーリズムビューローがスタート。都市と農村の交流を支える人材育成を図っています。
今年度は年間テーマを『地域と再生』とし、各分野から専門家・実践者を迎えての講義やワークショップ、
九州内のツーリズム推進地での実習などを行っていきます。また、東北ツーリズム大学より被災地受入れの現状についてお話いただいたり、武雄・唐津での出張講座を行うなど、学生のみなさんにより深く理解してもらえるよう、カリキュラムを組み立てました。
15年目を迎える九州ツーリズム大学。今後もツーリズムの学びの場の原点として、また、最先端のツーリズム研究者や実践者が集える場所として引き続き展開して行きますので、是非、ご友人や同僚の方も誘ってご参加下さい。
2011年度 九州ツーリズム大学
入学願書受付中!
2011年度 九州ツーリズム大学
3月講座
3月講座:カリキュラム
3月講座:参加申込書
3月講座:本科生経費明細
3月講座:聴講生経費明細
3月講座:卒業生経費明細
学長あいさつ

九州ツーリズム大学 学長
宮 崎 暢 俊
(学びやの里顧問/観光カリスマ)
北里柴三郎の想いを紡ぐ
「地域の人づくりには”学習”と”交流”が大切だ。」そう提唱したのは、小国町に生まれた近代医学の父、北里柴三郎です。この九州ツーリズム大学の誕生は、北里博士の志を受け継ぎ、未来へとつなげていく取組みでもありました。
1996年冬、(財)学びやの里の研修施設「木魂館」において、『九州ツーリズムシンポジウム』が開催されました。メインテーマは、「農村と都市が対等に交流しながら、ライフスタイルの変更も含む”旅の文化”をどう創造するか。」であり、シンポジウム参加者の共通の悩みとして、「ツーリズムを実践していく中で人材育成や実践的なノウハウを学ぶ場が無い」ことが挙げられました。
このシンポジウムを契機に1997年9月、(財)学びやの里を事務局に農山村でツーリズムを実践していく担い手やリーダー、コーディネーターとなる人材の育成、および、各地域で求められているツーリズム関連の情報発信センターを目指して「九州ツーリズム大学」を開校しました。講師陣には地域づくりやツーリズムの専門家や、研究者に加えて、農家民泊や農家レストランの実践者などを全国から迎えています。そのカリキュラムも「ツーリズム概論」や「地域づくりとツーリズム」などの基礎的な講義から、蕎麦打ちやパン焼きなどの「食の体験」、「農家民泊、農家レストラン体験」、現地調査を踏まえた「ツーリズムのプランニング」など多彩に富みカリキュラムそのものがツーリズムの体験となる仕組みです。
交流の中で学びを楽しむ
14期までに約2,000人の卒業生(本科生)と修了生(聴講生)を輩出しています。農家民宿やレストラン等の交流ビジネスを考えている人、ツーリズムの実践を学ぶ行政の担当者、コンサルタント、農林漁業家、主婦、学生、そして半数以上が農山村での移住や定住を目的とした人、自分探しや新たな生き方を模索している人たちです。年齢も10代から70代までと幅広く、最近はリタイア組より若い人、都市住民と女性が増え、関東や関西など遠方からの受講生がいるのも特徴です。これだけ多様な学生の集まりから生まれる出会いと交流、ネットワークの広がりもツーリズム大学の楽しみといえます。ツーリズム大学で培ったネットワークは農家民宿やレストラン起業をする上での最初のお客様として独り立ちの栄養を与えてくれたり、都市と農村を繋ぐ媒体にもなってくれます。また、小国町で新しい生活を始めている卒業生もいます。
現在、「観光まちづくり学科」「ツーリズム学科」の2学科を組織。9月から翌3月まで開校しています。
小国地方の方言に「とっぱす」という言葉があります。交流を拒めば鎖国状況に陥る山間の小さな国に育まれた「新しもの好きで、好奇心旺盛な気質」を表す言葉であり、「物事を深く考えず、突っ走る」を表現した言葉でもあります。この気風に育まれた町と学びやには、今日も日本全国から人々が訪れ、ツーリズムの未来を描いています。


